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【懐古】札幌にもあった「おもちゃのハローマック」跡を辿る

ノスタルジア2コメント

札幌にも以前は「おもちゃのハローマック」というおもちゃ屋がありました。お城のような特徴的な形をした店舗と個性的なキャラクターが印象に残っている方も多いと思います。
今回はその跡を辿ってみたいと思います。

おもちゃのハローマックは、株式会社チヨダが1985年から2008年7月まで展開していた玩具事業です。
同社は「東京靴流通センター」なども展開しています。東京靴流通センターとコラボ出店していた店舗も多かったです。

「メルヘンなお城をイメージ」した白とピンクのぎざぎざ屋根の店舗が特徴的でした。
そして車に乗ったライオンのキャラクター(マックライオン)もハローマックの象徴でした。

1号店は埼玉県春日部市にあった「春日部店」です。クレヨンしんちゃんで有名な都市ですね。
2000年代に入ってからは少子化の影響やネット通販の普及により不採算となっていきました。
2008年7月27日、「羽村店」(東京都羽村市)の閉店をもって全店舗が閉店となってしまいました。

道内で最後まであった店舗は「網走新町店」で、2007年7月に閉店しました。

店舗跡の紹介

札幌市内にも、ハローマックが複数店舗ありました。中には閉店後も当時の外観をとどめた店舗が存在します。それらの店舗について紹介していきましょう。

西岡店

現在は『FIT365 札幌西岡』となっています。2022年2月1日に『JOYFIT 札幌西岡』から転換しました。
屋根はJOYFIT仕様に変わってしまっていますが、構造は当時のまま残っています。横から見るとギザギザ屋根も残っていることが分かります。

以前は『BOOKOFF 札幌西岡店』(2014年1月31日閉店)でした。

FIT365 札幌西岡(2023年4月2日撮影)

こちらは東京靴流通センターとのコラボ出店でした。『東京靴流通センター ビバパーク西岡店』は現在も元気に営業しています。また、隣には同社の子会社運営のマックハウスもありました(現在はサイクルプラザ)。

東京靴流通センター ビバパーク西岡店(2020年7月18日撮影)
住所 札幌市豊平区西岡3条5丁目5-7

手稲前田店

現在は『ドコモショップ 手稲店』となっています。
ギザギザ屋根は無くなってしまっています(というか埋められている)が、建物は当時の構造のまま残っています。珍しい2階建て店舗でした。

ドコモショップ 手稲店(2020年7月25日撮影)

こちらも東京靴流通センターとのコラボで、『東京靴流通センター 前田店』は現在も営業しています。

東京靴流通センター 前田店(2020年7月25日撮影)
住所 札幌市手稲区前田6条11丁目1-12

札幌八軒店

現在は『ココデリフォーム 八軒店』となっています。
道路側の方は色が塗られていますが、奥の方は白をベースにピンクの線が入った外観が残っています。ギザギザ屋根がそのまま残っているのも良いですね。

以前は『ハウスドゥ!新川インター店』で、そのまた以前は『仏光堂』でした。

ココデリフォーム 八軒店(2020年7月25日撮影)
住所 札幌市西区八軒10条西11丁目1-40

北37条店

現在は『ゆで太郎 北37条東店』となっています。
ギザギザ屋根も残っており、色以外は当時のままです。

以前は『まいどおおきに食堂 栄町食堂』(2020年2月14日閉店)でした。

ゆで太郎 北37条東店(2022年8月1日撮影)
住所 札幌市東区北37条東8丁目1-10

札幌元町店

現在は『カメラのキタムラ札幌・元町店』となっています。
こちらもギザギザ屋根が今でも残っています。白色の建物であることも当時を思い出させますね。

以前は岩盤浴のお店『HUMOR』でした。

カメラのキタムラ札幌・元町店(2022年8月1日撮影)
住所 札幌市東区北25条東21丁目1-1

札幌西野店

エンパイアー西野中央店』となっていましたが、2022年9月20日をもって閉店しました。(写真は在りし日の『エンパイアー西野中央店』)
特徴的な屋根はありませんが、当時の建物のままのようです。

以前は『まんぷく王国』というお店でした。

エンパイアー西野中央店(2020年7月25日撮影)

『東京靴流通センター 札幌西野店』が併設された建物となっています。

東京靴流通センター 札幌西野店(2020年7月25日撮影)
住所 札幌市西区西野5条3丁目4-10

里塚店

現在は『キッズパークカフェ WA-WA-’S』となっています。(2022年2月7日オープン)
以前は『セブンイレブン 札幌美しが丘3条店』でしたが、2019年11月に隣へ移転しました。
こちらは特徴的な屋根がありませんが、ハローマックの閉店後居抜きでセブンイレブンが営業していました。(2003年8月オープン)

キッズパークカフェ WA-WA-’S(2023年4月2日撮影)

隣の『ふくおかクリニック』は以前、同社の子会社が運営するマックハウスでした。

ふくおかクリニック(2020年8月1日撮影)
住所 札幌市清田区美しが丘3条6丁目9-20

川下店

現在は『アップル 札幌白石店』となっています。(2022年9月17日オープン)
以前は『ゆで太郎 川下3条店』(2022年5月31日閉店)でした。

それ以前にあったスタジオアリス時代はハローマックの建物で営業していましたが、閉店後に解体されてしまいました。

アップル 札幌白石店(2023年4月2日撮影)
住所 札幌市白石区川下3条6丁目1-32

新琴似店

現在は『ケーズデンキ 札幌麻生店』が建っており、当時の面影はありません。

以前は『ビックリッキー麻生店』があり、その時まではハローマックの建物で営業していました。
2008年にケーズデンキがオープンすることに伴い解体されました。

ケーズデンキ 札幌麻生店(2020年8月1日撮影)
住所 札幌市北区北36条西10丁目1

カウボーイ伏古店

カウボーイ伏古店2階にもお店がありました。現在は『メガセンタートライアル伏古店』となっています。
現在の2階にはダイソーなどがありますね。

メガセンタートライアル伏古店(2020年8月1日撮影)
住所 札幌市東区伏古13条3丁目21-1

最後に

ハローマックは特徴的な建物の店舗が多く、見るたび子供の頃の思い出がよみがえるという方もいるのではないでしょうか。

また、2018年12月13日にはチヨダが「マックライオン」のロゴを商標出願するという出来事がありました。
全店舗閉店から10年経っているにも関わらず話題となり、その愛されっぷりが分かります。
その後、「東京おもちゃショー2019」にてマックライオンのグッズが販売されました。

他にも「ハローマック」跡の情報があればお待ちしております。