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【懐古】澄川や川沿にあったナムコ直営ゲームセンター「キャロットハウス」跡を辿る

ノスタルジア4コメント

かつては札幌市内にもナムコ直営のゲームセンター「キャロットハウス」がありました。
今回はその跡を辿ってみたいと思います。

キャロットハウスは、かつてナムコ(現・バンダイナムコアミューズメント)が展開していたゲームセンターブランド。
キャロットがつくブランドとしては、キャロットハウスの他にも「プレイシティキャロット」というブランドも展開していましたが、2014年1月25日に閉店した「横浜店」をもってブランド消滅。
現在、バンダイナムコアミューズメントが展開するゲームセンターは「namco」ブランドに統一されています。

札幌市内にもプレイシティキャロットはありましたが、今回は「キャロットハウス」に注目して紹介していきたいと思います。

札幌市内にあったプレイシティキャロットは「琴似店」「ロッポニカ店」

なお、バンダイナムコアミューズメントは2023年12月現在、札幌市内に「サッポロファクトリー店」「札幌西町店」「アリオ札幌店」「ラソラ札幌店」の他、「東急百貨店さっぽろアミューズパーク店」を展開しています。

澄川キャロットハウス

現在のアパート「COLORE SUMIKAWA」あたりにありました。

COLORE SUMIKAWA(2023年9月3日撮影)

地下鉄澄川駅から徒歩5分ほどの距離にあったこちらの店舗。
多くの物販店や飲食店が展開している駅周辺からは少し離れた場所に立地していました。
地元民向けのゲームセンターだったような形でしょうか。

店内のゲームが全て50円でプレイできたのが特徴的です。
中学生・高校生にとってはとても良心的な料金ですね。

隣のビル(現在、ひろちゃんや本まぐろ直売所が営業しているビル)にはファミコンショップがあったようです。

地元民に愛されてきた澄キャロですが、1996年1月の大雪により屋根が倒壊して閉店しました。
この当時の1月は、9日に24時間降雪量41cm(1月の歴代7位)、12日に24時間降雪量40cm(1月の歴代8位)を記録するほどの大雪に。
積雪量は26日に111cm(1月の歴代7位)を記録しました。
元々古い建物だったようで、立て続く大雪に耐え切れず潰れてしまったようです。
※歴代記録はいずれも2023年12月現在のもの

住所 札幌市南区澄川5条3丁目75-3

川沿キャロットハウス

現在の「コナミスポーツクラブ もいわ」の駐車場あたりにありました。
キャロットハウス時代は一軒家でしたが、既に取り壊されています。

コナミスポーツクラブ もいわ(2023年9月18日撮影)
コナミスポーツクラブ もいわ駐車場(2023年12月3日撮影)

バス停「ニチイモイワ店前」(現・藻岩高校前)で降車することでアクセスできたこちらの店舗。
そのバス停通り、向かいには「ニチイ藻岩店」(~1997年、現・イオン藻岩店)がありました。

そして藻岩高校もこの近くに。
当時藻岩高校に通っていた人は、キャロットハウスの思い出もたくさんあるのではないでしょうか。

ゲームセンターとしては珍しく、店内では食堂も営業していたのが特徴です。
カレーライスや、水曜に提供されていた焼きそばが好評だったようですね。
弁当も販売していたため、食事に利用する方もいたのではないでしょうか。

住所 札幌市南区川沿2条1丁目18-17

余談ですが、2027年度に藻岩高校と啓北商業高校が統合再編されることになっており、藻岩高校は廃校となります。(現在の藻岩高校敷地に校舎を新設)
この周辺の景色が変わってゆくのも寂しく感じますね。