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【懐古】札幌にもあった「BOM」跡を辿る

ノスタルジア1コメント

札幌にもかつては「BOM」というレンタルショップ店がありました。
今回はその跡を辿ってみたいと思います。

BOMは、かつてキタムラグループが展開していたレンタルショップです。
ビデオ・DVD・CDのレンタル、CD・DVD・TVゲーム・書籍の販売を行う「BOM」業態、それに加えてカメラなども取り扱う「メディアシティBOM」業態がありました。
TSUTAYAやゲオなどと同じようなお店ですね。

1996年3月、埼玉県にて大型専門店の1号店として「深谷店」をオープンしました。

BOMの開業当初は株式会社キタムラが運営していましたが、1999年10月に株式会社メディアシティキタムラと株式会社ビコムキタムラを設立。
翌年2月にメディアシティ事業部をメディアシティキタムラに、レンタルBOM事業部をビコムキタムラに営業譲渡しました。

その後、2004年5月にメディアシティキタムラとビコキタムラを合併しましたが、2005年4月1日をもってTSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のフランチャイジーに。
これにより、当時出店していたBOM19店舗がTSUTAYAにFC加盟することとなりました。

道内で最後まであった店舗は釧路町の「釧路店」で、2005年2月28日に閉店しました。
※現在は『ゲオ釧路睦店』になっています。

店舗跡の紹介

札幌川沿店

現在は『BOOKOFF PLUS 札幌川沿店』および『ハードオフ 札幌川沿店』となっています。

BOOKOFF PLUS 札幌川沿店(2019年9月22日撮影)

カメラのキタムラと併設した「メディアシティBOM」業態の店舗でした。
2004年2月頃に閉店しています。

BOMとしてオープンしたのは、1998年頃。
1996年頃に閉店した、サンワドーの道内1号店「サンワドー 札幌川沿店」跡への出店でした。
(それ以前はホームセンターのマツザキが営業)

当時、川沿エリアには複数のレンタルショップがあり、生協ソシア店の隣にゲオ、ラッキー川沿店向かいに文教堂が独自に展開するレンタルショップ、ビッグハウスサウス店があるショッピングセンター内にTSUTAYAがありました。
BOM・ゲオ・文教堂・TSUTAYAの4店舗が川沿エリア内で競合していたようですね。
なお、2023年現在は南区内にレンタルショップは1店舗もありません。

BOMの閉店後、2004年4月23日にブックオフがオープンしました。

住所 札幌市南区川沿1条1丁目3-70
BOOKOFF PLUS 札幌川沿店(2019年9月22日撮影)

2019年時点のものですが、駐車場内の看板には「メディアシティBOM・カメラのキタムラ」の名が残っています。閉店から15年以上経ってもそのままというのも珍しいですね。

札幌里塚店

現在は『カラオケ歌屋 札幌美しが丘店』となっています。

カラオケ歌屋 札幌美しが丘店(2023年8月6日撮影)

レンタル・販売のみを行う「BOM」業態の店舗でした。
2003年5月頃に閉店しています。

閉店後は、2007年12月にネットカフェ『アプレシオ美しが丘店』がオープン。
同店は2011年10月に閉店し、2012年2月よりカラオケ歌屋がオープンしました。

隣にはカメラのキタムラがありましたが、閉店後はリサイクルショップの「お宝マート」に。
現在は『ファイヤーバーグ里塚店』となっています。

住所 札幌市清田区里塚1条2丁目1-8