【コラム】バーミヤンの道内1号店は南8西10にあった『バーミヤン札幌石山通店』
すかいらーくグループの中華料理レストラン「バーミヤン」の北海道1号店である『バーミヤン 札幌石山通店』について紹介します。
なお、既に閉店しており、現在は別のお店(遊鶴)となっています。
バーミヤンは、すかいらーくグループのファミレスチェーン店です。
麻婆豆腐やエビチリなどの中華料理が主力ですが、期間限定メニューなども多く展開しています。
お持ち帰りの「冷凍生餃子」も人気です。一部店舗では火鍋のしゃぶしゃぶ食べ放題も実施しています。
バーミヤンが誕生したのは1986年のこと。
1986年4月にオープンした東京都町田市の「鶴川店」が1号店です。
1987年12月に株式会社バーミヤンを設立して運営してきたものの、1999年に親会社のすかいらーくと合併しました。2016年より株式会社すかいらーくレストランツへ承継されています。
2020年に北海道再上陸を果たし、2022年3月現在は道内2店舗を展開しています。
北海道への上陸
道内1号店となる『バーミヤン 札幌石山通店』は、2002年6月29日にオープンしました(同23日プレオープン)。
同年のうちには豊平・西野・元町・北野と次々に道内店舗をオープンさせました。
当時はバーミヤンの誕生から既に16年が経っていました。
札幌にやって来るのを今か今かと待ちわびていた方も多かったのではないでしょうか。
札幌では当時、「暖中」(現・暖流)などの中華料理チェーンが人気でしたね。
また、バーミヤンがグランドオープンする5日前には、アレフが展開する中華レストラン『十夜一夜(てんやわんや)』の札幌1号店もオープンしていました。
札幌石山通店は6年間営業したのち、2008年6月15日に閉店しました。
2009年9月から『遊鶴 南8条店』(旧・鶴喜)が営業しています。
住所 | 札幌市中央区南8条西10丁目1035-1 |
隣には『ガスト 札幌石山通店』があり、現在も元気に営業しています。
ここ以外にも豊平店や元町店など、ガストとバーミヤンを同時に出店するケースがありました。
道内撤退と再出店
北海道にすかいらーくが上陸した当時は、道内に15店のバーミヤンを展開する予定がありました。
ですが、2008年7月までに道内展開していた12店舗を閉店(一部はガストに転換)、道内撤退となりました。
食材を道外工場で一部調理した上で運ぶため、他地域よりも輸送費がかさむ高コスト体質が原因の一つにあったようです。2009年には九州・東北からも撤退しました。
しかしあれから12年、2020年4月25日に「帯広白樺店」がオープンし道内再上陸を果たしました。
北海道・東北・九州から撤退した後、マーケットニーズに合わせた「バーミヤン」の改革を進めてきた結果、「街の中華屋さん」としてリーズナブルな価格で手頃な中華を楽しめる業態に育ったことから再上陸を決定したとのことです。
2021年7月17日には札幌再上陸の1号店として「バーミヤン 札幌本通店」がオープンしました。
長らく味わうことのできなかったバーミヤンの味を楽しむとともに、前回達成できなかった道内15店舗以上展開を実現させることができるのかにも注目していきたいところです。
コメント
コメント一覧 (2件)
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旧名は鶴喜だったような気がしますが気の所為ですかね?
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合併して現在の名前です。 それでも通ってる人たちは「つるきのそば」という人も多いです。
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