【コラム】ガストの道内1号店はイオンタウン平岡にあった『ガスト札幌平岡店』
すかいらーくグループの人気ファミリーレストラン「ガスト」の北海道1号店である『ガスト 札幌平岡店』について紹介します。
なお、現在は業態転換し『しゃぶ葉 札幌平岡店』となっています。
ガストは、すかいらーくグループのファミレスチェーン店です。
ハンバーグを主力としていますが、和食から洋食まで幅広いメニューを展開しています。
季節限定メニューやご当地メニューにも力を入れているのが特徴的ですね。
また、全店舗にプレミアムカフェ(ドリンクバー)が設置されており、人々の憩いの場となっています。
近年はデリバリー・テイクアウトにも力を入れています。
2022年3月現在、道内には25店舗を展開しています。
すからーくグループ全体だと43店舗になります。
北海道への上陸
道内1号店である『ガスト 札幌平岡店』は、2000年11月11日にオープンしました。
所在するイオンタウン平岡は、11月15日に開業しました。
ガストのみならず、すかいらーく系列の道内1号店としてのオープンでした。
1970年にすかいらーくが誕生してから北海道上陸まで30年かかりました。
元々関東圏を中心に展開していたレストランでしたので、ここまでの時間を要してしまったのではないでしょうか。
ちなみに、札幌平岡店オープン当時は、全国に835店のすかいらーくグループ店舗を展開していました。
青森県・沖縄県には未進出でした。(ただし、青森県には同年12月上陸)
また、当時は2005年までに道内50店舗体制とすることを計画していました。
内訳は、ガスト25店・バーミヤン15店・夢庵10店。
しかし、バーミヤンは2008年に道内撤退(その後再上陸)、夢庵は未進出のまま月日が経つことに・・・。
札幌平岡店はその後、すかいらーく傘下のニラックスに運営を移管し、2017年5月29日に『しゃぶ葉 札幌平岡店』としてリニューアルオープンしました。気軽にしゃぶしゃぶを楽しめるお店として、家族連れなどに愛されています。
住所 | 札幌市清田区平岡2条5丁目2-70 |
ガストの歴史
ガストの前身は1970年7月7日にオープンした「スカイラーク」(後に平仮名表記へ変更)という店舗。1号店は東京都府中市にあった「国立店」です。
当時アメリカでは郊外型レストランが繁盛しており、日本でもマイカーを持つ家庭が増えていたことから、郊外型ファミリーレストランの先駆けとしてオープンしました。
その後すかいらーくは、関東圏を中心にメキメキと店舗数を増やしていき、ガストが登場したのは1992年のことです。1号店は1992年3月に東京都小平市にてオープンした「小平店」でした。
1993年には、当時「すかいらーく」として営業していた店舗のうち半数以上を「ガスト」へ転換しました。
その後は紆余曲折ありながらも2003年11月にガストの店舗数1000店を達成。
そして2009年10月までに「すかいらーく」として営業している店舗全てを「ガスト」へ転換し、すかいらーくは消滅しました。
コメント
コメント一覧 (1件)
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オープン間もないころの平岡店へ行きましたが、あからさまに工場でつくった冷凍食品を温めただけみたいな味と食感で全然おいしくない…とがっかりした記憶。
おいしくなった現在とでは大変な差がありますね。冷凍技術の進歩もあるのかしら。