【コラム】スタバの道内1号店は『スターバックスコーヒー 札幌パルコ店』
全国に展開するコーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」の北海道1号店である『スターバックスコーヒー 札幌パルコ店』について紹介します。
スターバックスコーヒーは、1971年にアメリカ合衆国ワシントン州シアトルで開業したコーヒーチェーン店です。
日本初出店となったのは1992年12月のことで、成田国際空港の制限区域内に設けられたフードコート内に出店されました。
しかし、こちらはあくまでも異例の出店で、9か月ほどで撤退。
その後、本格的に日本上陸となったのが1996年8月2日で、東京・銀座に「銀座松屋通り店」をオープンしました。北米以外の新市場における初の店舗でした。
「スタバ」と略されることも多いこちらのチェーン店ですが、エスプレッソを使用したカプチーノやカフェラテなどが主力商品となっています。
日本国内の店舗でも英語を使用しているのが特徴で、ドリンクのサイズも「ショート」「トール」「グランテ」と表記されています。
フラペチーノなどの商品も人気で、タンブラーを持参する方も多くいます。
北海道への上陸
道内1号店となる『スターバックスコーヒー 札幌パルコ店』は、2001年4月27日にオープンしました。
スタバ日本上陸から5年後のことです。
札幌中心部にあるショッピングセンター「札幌PARCO」の地下1階・1階へ出店を果たしました。
地下1階は地下街ポールタウンから、1階は札幌駅前通の歩道からアクセス可能となっています。
ただし、商品の購入は1階でしかできません。
札幌PARCOの開業は1975年8月24日です。
「スターバックスコーヒー 札幌パルコ店」オープン初日には長蛇の列ができ、スターバックス店舗における初日売上世界一を達成しました。
新しい物好きと言われる道民の特性が顕著にあらわれたのではないかと思います。
ただし、2003年6月27日にオープンした長野県1号店で初日売上300万円超えを達成しているため、札幌パルコ店の記録は抜かされています。
住所 | 札幌市中央区南1条西3丁目3 札幌パルコ 地下1階・1階 |
このほか、2006年4月15日には北海道初となるBook&Cafeのコンセプトの店舗が琴似にオープン。
「TUTAYA」と「スターバックスコーヒー」がコラボして出店しました。
(ただし、こちらは2022年11月13日をもって閉店)
地方への出店も進めており、2022年11月現在で道内の店舗数は47となっています。