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【懐古】かつてアレフが展開していた金鉱レストラン「ハーフダイム」跡を辿る

ノスタルジア7コメント

「びっくりドンキー」を展開する株式会社アレフはかつて、「ハーフダイム」というレストランを展開していました。
今回はその跡地を辿ってみたいと思います。

ハーフダイムとは、金鉱スタイルのローストビーフ専門レストランです。
1985年10月に札幌新道沿いへ1号店をオープンしました。
テーマは、アメリカ西部開拓時代の金鉱。1840年代のゴールドラッシュへ一気にタイムスリップしたような雰囲気を表現していました。
入店時の挨拶は「いらっしゃいませ」ではなく「ジャンボ~!」で、スタッフ一人一人が愉快なキャラクターに扮する、一風変わったお店でした。

自慢のローストビーフにはオーストラリア産のチルドビーフを使用。
広大な放牧地で良質な牧草・干草、仕上げ期に穀物飼料を与えた牛だけを使用し、高品質で安全な部位のみを厳選していました。
びっくりドンキーでも、この基準を満たした牛肉を使用しています。

ローストビーフの他、豚肉・鶏肉・羊肉の料理も提供しており、サラダやデザートも人気だったようです。
日曜・祝日を除いてランチタイムも実施していて、パスタもなども提供していました。
友達や家族との集まりに嬉しい、パーティープランもありました。

存在した店舗

札幌新道店(札幌本店)

1985年10月に1号店としてオープンしました。
場所は、東苗穂の札幌新道沿い、雁来バイパス交差点地点にありました。
金鉱のような外観に加え、外には様々なオブジェがあり、まるでテーマパークのような店舗でした。

1号店としてオープンしましたが、2010年6月30日をもって25年の歴史に幕を閉じました。
これをもって札幌市内からハーフダイムが撤退となっています。
現在はかつての建物が解体され、2014年8月1日より「介護老人保健施設 あすかHOUSE東苗穂」がオープンしています。

また、店舗の隣は畑でしたが、現在は駐車場となっています。

介護老人保健施設 あすかHOUSE東苗穂(2022年12月4日撮影)
住所 札幌市東区東苗穂6条3丁目11-55

アーバン札幌ビル店

1980年代にびっくりドンキーとの複合店でオープンしました。
場所は南3条西4丁目のアーバン札幌ビル2階です。

2000年以前には既に閉店しました。
跡地には『自遊空間 アーバン札幌店』がありましたが、こちらは2022年10月31日で閉店しています。

アーバン札幌ビル(2022年12月20日撮影)
住所 札幌市中央区南3条西4丁目8-2 アーバン札幌ビル2階

札幌美園店

2001年11月19日にオープンしました。
場所は、美園の国道36号線と環状通の交差点角にありました。

こちらの店舗は、2009年8月31日をもって閉店。
こちらもかつての建物が解体され、2011年10月15日より『みよしの 美園店』、同年10月28日より『スターバックスコーヒー 札幌美園店』がオープンしています。

ここは立地も良く、両店とも常に込み合っているイメージがあります。

みよしの美園店(2022年12月4日撮影)
住所 札幌市豊平区美園3条6丁目2

川越店

埼玉県川越市にあった店舗で、ハーフダイムの道外1号店でした。
オープンしたのは1988年で、ハーフダイムの誕生からわずか数年で道外デビューとなりました。

こちらは2012年10月31日をもって閉店、後述の麻布十番店へ移転しました。
2015年12月4日より『ステーキハウス ブロンコビリー川越店』としてオープンしています。

住所 埼玉県川越市脇田新町5-3 サンリオファーム2F

麻布十番店

東京都港区麻布十番にあった店舗です。
川越店からの移転で2012年12月19日にオープンしました。

その後、2016年1月24日に閉店。
これによってハーフダイムの全店舗が閉店となりました。

現在は、『北京ダック専門店 中国茶房8 麻布十番店』として2016年8月13日よりオープンしています。

住所 東京都港区麻布十番1丁目7-5

参考