実践的AI人材育成・実証プログラム「札幌AI道場・第三期」エンジニアコース公募開始!
札幌市が事務局を務める札幌AIラボ(SAPPORO AI LAB)では、2022年から実践的AI人材育成・実証プログラム「札幌AI道場」を実施しており、これまで80名程度の現役エンジニアや学生等を対象として企業の実課題に基づく課題解決型AI人材育成(PBL)を行うとともに、ビジネス課題を持つ企業8社のAI開発の実証(PoC)を実施してきました。
「札幌AI道場・第三期」エンジニアコースの公募開始に伴い、プログラムの参加者及びAIプロジェクトの実証の題材となる実際のビジネス課題の募集を6月10日(月)より開始します。
概要
札幌AI道場は、実課題に基づく課題解決型AI人材育成(PBL)とAI開発の実証(PoC)を同時に行うプログラムです。
【札幌AI道場の特徴】
●従来の座学中心の授業とは異なり、道内企業が抱える実課題を題材としたプロジェクト形式で学習します。
●参加者・IT企業においては、実課題に基づくケーススタディを通じて、座学では得られない実践的な開発の経験が得られます。
●課題提供企業においては、自社に適したAI導入の把握、AIモデルの試験的な構築ができ、PoCの結果成果の高いものは、継続して事業化を支援します。
実施コース
コース | 対象 | 募集定員 |
エンジニアコース(社会人) | AI人材育成を行いたいIT企業の社員、IT企業に従事する現役システムエンジニア、プログラマー等 | 30名程度 |
ユースコース(学生) | 北海道内の大学、高等専門学校、専門学校等の学生等 | 10名程度 |
グローバルコース(高度IT外国人材) | 道内企業等に勤務又は道内企業への就職を目指す高度IT外国人材等 | 5名程度 |
参加者(エンジニアコース)及び課題提供企業の公募概要
札幌AIラボのWebページ又は募集チラシにてご確認ください。
●札幌AIラボのWebページ https://www.s-ail.org/ai-dojo/dojo2024/
●募集チラシ https://prtimes.jp/a/?f=d130084-61-e5fe8adc0a99a211465cba2d6af4b52b.pdf
※ユースコース及びグローバルコースは、6月中旬~下旬公募開始予定です。
実施スケジュール(予定)
●6月10日(月)~7月10日(水):参加者、課題提供企業の公募開始
●7月8日(月):「札幌AI道場・第三期」開設式(キックオフイベント)
●8月~翌2月:演習実施(各コースによって期間・日数は異なります)
●2月某日:成果発表会
運営体制
●実 施 主 体:札幌AIラボ(SAPPORO AI LAB)
(ラボ長:川村 秀憲 北海道大学大学院情報科学研究院 教授
●事 務 局:札幌市・一般財団法人さっぽろ産業振興財団)
●運営事務局:株式会社調和技研(代表取締役社長 中村 拓哉)
●協 力:北海道大学大学院 情報科学研究院 調和系工学研究室
独立行政法人国立高等専門学校機構旭川工業高等専門学校
独立行政法人国立高等専門学校機構苫小牧工業高等専門学校
「札幌AI道場・第三期」開設式(キックオフイベント)
札幌AI道場の解説に加え、川村 秀憲 氏(北海道大学大学院情報科学研究院調和系工学研究室 教授)や岡田 隆太朗 氏(日本ディープラーニング協会 専務理事)等による講演を予定しています。
●開催日時:2024年7月8日(月)16:30~20:00
●会 場:SCARTSスタジオ1.2(札幌市中央区北1西1 札幌市民交流プラザ2階)+オンライン(YouTube Live配信を予定)
お問い合わせ先
- 「札幌AI道場・第三期」について
札幌AI道場運営事務局
神谷、松宮 TEL: 011-717-7017 E-mail: ai_dojo@chowagiken.co.jp
- 「札幌AI道場・第三期」開設式について
一般財団法人さっぽろ産業振興財団 IT産業振興課
佐々木、平松 TEL:011-807-6000 E-mail:it-pro@sec.or.jp
【参考】札幌AI道場とは
札幌市と一般財団法人さっぽろ産業振興財団が事務局を務める産学官連携組織「札幌AIラボ」。
「札幌AI道場」は、北海道におけるAI人材の育成、AI開発企業の集積、地域企業間の協業や地域発のAI開発の促進を目的として、札幌AIラボが2022年から開始している実践的AI人材育成・実証プログラムです。
▼プログラムの特徴▼
プログラムの参加者(門下生)は、企業から提供された実課題・実データに基づく課題解決型AI人材育成(PBL)を行うことで座学では得られない実践的なAI開発の経験が得られるとともに、課題提供企業においては、自社に適したAI導入の把握、AIモデルの試験的な構築などAI開発の実証(PoC)を無償で行うことが可能。