【コラム】なか卯の道内1号店は『なか卯 札幌北24条店』
全国に展開する丼物チェーン「なか卯」の北海道1号店である『なか卯 札幌北24条店』について紹介します。
なか卯は、株式会社なか卯(ゼンショーホールディングス傘下)が展開する「丼ぶりと京風うどん」を主力商品としたファストフード店です。
創業時からあるうどんや、牛丼・親子丼などの丼物メニューが人気です。
人気メニューである「はいからうどん」は関西風のうどんだしを使用しています。
1969年10月に大阪府茨木市にて1号店となる「茨木店」がオープン。
当時は手作りうどん店としてオープンしました。
※茨木店は2005年5月31日に閉店
創業者である中野一夫氏の「なか」と、うどん屋の「う」を同音の縁起の良い「卯」に変え『なか卯』と定められました。
創業初期の頃は「牛丼」を主力商品としていましたが、1994年10月に「親子丼」導入、2004年11月に「カツ丼」を導入と様々な丼メニューを増やしてきました。
2010年5月に主力商品だった牛丼を甘い味付けの「和風牛丼」に転換。
その後、2014年2月には「和風牛丼」が一度廃止され、「牛すき丼」を導入しました。
ただし、その1年後の2015年3月に「和風牛丼」が復活しました。
2023年1月時点での店舗数は462となっています。
道内には22店舗(うち札幌市内12店舗)展開しています。
北海道への上陸
道内1号店となる『なか卯 札幌北24条店』は、1998年3月にオープンしました。
すすきのに次ぐ歓楽街と呼ばれていた北24条への出店となりました。
並びでは「酒のたなか」などが営業していたと思います(現・セイコーマート 北24条駅前店)。
周辺には「団地妻」などが健在だった時代ですね。
住所 | 札幌市北区北24条西4丁目2-5 |
大手牛丼チェーンの中では吉野家が既に札幌上陸していましたが、なか卯はそれに次ぐものとなります。
その後、松屋が2004年11月8日、すき家が2005年11月17日に上陸を果たしています。