北海道のIT人材不足解消を目指すプログラミングスクール「SPARK-CAMPUS」が札幌に開校!
WEBサービスやアプリの開発・運営を手掛ける、株式会社ソルトワークスは、運営するプログラミングスクール SPARK-CAMPUSの4月期開校に向けて、カリキュラムのアップデートを行いました。プログラミングスキルだけではなく、北海道のIT企業で求められるスキルを備えたエンジニア人材を輩出することで、受講生の早期就職が可能になるだけでなく、IT人材育成に課題を抱える道内の中小企業側の支援にも繋がることが期待できます。
SPARK-CAMPUS公式サイト:https://spark-campus.saltworks.jp/
プログラミングスクール開校の背景
コロナ禍でのDX需要の増加により、ITエンジニアの人材不足が深刻化しており、2030年には約79万人の不足が見込まれています。特に地方ではIT人材の不足が顕著であり、北海道でもIT企業の多くが人材確保や育成を課題として挙げています。これに対し、北海道のIT企業は道外企業と道内企業に分かれ、道内企業の業績が伸び悩んでいる一方で、IT人材の需要は高まっています。道内企業は受託開発や下請けが多く、プロジェクトマネージャーなどの上流工程に関わる人材が不足しているのが現状。このような状況を踏まえ、プログラミングスクールでは、道内企業向けにカリキュラムをアップデートし、地域のIT産業の発展に貢献することを目指しています。
アップデートポイント
カリキュラムのアップデートでは、プログラミングだけでなくビジネス全体の理解力や分析力を重視した講義を追加し、エンジニアにとって重要な視点や思考も学べるようになりました。これにより、作業者にとどまらないエンジニアを育成し、AI時代に求められる価値を提供できる人材を目指しています。また、修了生が道内企業に就職することで、DX推進人材が増えるだけでなく、受託開発や下請けメインの傾向を脱却する可能性も生まれます。
SPARK-CAMPUS
SPARK-CAMPUSは、ITエンジニアとしての基礎知識や技術を学べるプログラミングスクールです。厚生労働省認定のカリキュラムを実施する求職者支援訓練校として運営されていて、北海道内の職業訓練校では唯一iOSアプリ開発言語が学べることが最大の特長です。ITエンジニアとしての開発経験が豊富な講師が対面・少人数制で指導するだけでなく、さまざまなゲストを招いたキャリア講話や個々の就職希望に応じたキャリア面談、提携企業の紹介などきめ細やかな就職支援体制をとっています。
また、訓練修了生をエンジニアとして採用する提携企業に対しては、手数料を入社後段階的に請求する後払い制度を取り入れています。人材採用時の突発的なコストと、ミスマッチによる早期離職のリスクを最小限に抑えた制度設計により、IT人材の採用・育成に悩む企業の負担を軽減させることが狙いです。
<求職者支援訓練校とは>
再就職、転職、スキルアップを目指す方が月10万円の生活支援の給付金を受給しながら、無料の職業訓練を受講する求職者支援制度に基づく認定職業訓練を行う施設。
求職中の方を対象に、就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練と就職支援を無料で受けることが可能。(テキスト代は自己負担)
<SPARK-CAMPUS 4月期開校コース>
受講者募集期間:2024年3月8日(金)〜4月5日(金)
訓練期間:2024年4月24日(水)〜7月23日(火)
※提携企業は随時募集