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【コラム】松屋の道内1号店は『松屋琴似店』

1号店1コメント

松屋 琴似店(2023年1月29日撮影)

全国に展開する牛丼チェーン「松屋」の北海道1号店である『松屋 琴似店』について紹介します。

松屋は、株式会社松屋フーズ(株式会社松屋フーズホールディングス傘下)が展開する牛丼チェーンです。
牛めし(牛丼)、カレー、定食、その他丼物といったメニューが人気です。
メニューを頼むと、「みそ汁」が無料でついてくる点も特徴ですね。(カレーにもみそ汁がつくからびっくり)
※札幌市内の店舗限定で2022年8月より一時的にみそ汁サービスが廃止されましたが、同年10月より復活しています。

牛めし(並盛)

1968年7月に東京都練馬区にて1号店となる「江古田店」がオープンしました。
1966年6月に創業者の瓦葺利夫氏が開業した「中華飯店 松屋」がルーツとなっています。(こちらは1969年閉店)
当時は今のように豊富なメニュー展開はしておらず、牛めし・焼肉定食のお店として開業しました。

会社としては、1980年1月に株式会社松屋商事を設立。
その後、1989年6月に株式会社松屋フーズに商号変更しました。
2018年10月より持株会社制へ移行。株式会社松屋フーズホールディングスへ商号変更し、株式会社松屋フーズ(2代目)を傘下の会社としました。

2022年12月現在、鳥取県・島根県・高知県・長崎県・佐賀県を除く42都道府県に出店しています。
店舗数は992です。

北海道への上陸

道内1号店となる『松屋 琴似店』は、2004年11月8日にオープンしました。

2004年といえば、BSE問題が発生した年。
松屋でも同年2月15日より「牛めし」の販売を順次停止していました。
その後、10月13日より中国産牛肉を使用して販売再開しましたが、消費者にとっては不安の残る中での北海道上陸となりました。

上記の通り牛めし販売停止期間があったため、実は「牛焼肉定食」が松屋の歴史の中で一番のロングセラー商品となっています。

住所 札幌市西区琴似1条2丁目6-8

松屋は、大手牛丼チェーンの中では、吉野家・なか卯に次ぐ北海道上陸でした。
吉野家は1970年代に一度札幌上陸、本格的な北海道進出となる「230号線藻岩店」が1990年にオープンしています。
なか卯も1998年3月に「北24条店」がオープンしています。
そして松屋上陸の1年後、2005年11月17日にはすき家の北海道1号店「5号小樽朝里店」がオープンし、大手牛丼チェーンが北海道に集結しました。

グループ店舗

松屋フーズは、牛めしを販売する「松屋」の他にも様々なブランドを展開しています。

まずは、とんかつ専門店の『松のや』。
とんかつ定食やかつ丼などをリーズナブルな価格で提供しています。
2005年に「松乃家」という店名でブランド展開を始めましたが、漢字ばかりのため中華料理店に間違えられやすいという理由から、2016年に「松のや」へ店名を統一しました。

札幌1号店は、南5条西4丁目にあった『松乃家 すすきの駅前店』。
2013年12月10日にオープンし、2016年7月10日に閉店しました。
現在は、2月11日にオープンする新琴似店を含めて札幌市内に4店舗あります。

そして、カレー専門店の『マイカリー食堂』。
松屋でも人気のカレーと、松のやで人気のカツを合わせた「かつカレー」が人気です。
2013年にブランド展開を始めました。

札幌1号店は、前述の『松乃家 すすきの駅前店』跡にオープンした『マイカリー食堂 すすきの店』。
2016年7月にオープンし、2017年12月15日に閉店しました。
現在、札幌市内には店舗がありません。

この他、寿司を提供する「すし松」「福松」、中華料理業態の「松軒中華食堂」、ステーキを提供する「ステーキ屋松」、カフェ業態の「cafe terrasse verte」といったブランドがありますが、札幌には出店していません。

参考