南5西3の『北洋銀行 すすきの支店』が10月16日で閉店!その後は札幌南支店内へ移転
南5条西3丁目の『北洋銀行 すすきの支店』が2020年10月16日をもって閉店します。
閉店後は、10月19日より大通西4丁目の「札幌南支店」内へ移転し営業します。
移転に伴う店名・店番・口座番号の変更は発生しませんので銀行窓口などへ出向く必要はありません。
通帳・証書・キャッシュカードも引き続き利用可能です。
なお、銀行業務は終了しますが、ATMは引き続き利用できる状態となります。
あの広い建物の中でATMだけ稼働させておくのは勿体ない感じもしますが・・・。
近年は北洋銀行に限らず、各銀行では店舗内店舗(ブランチインブランチ)を行うケースが多くみられます。
ブランチインブランチすることで、人件費や物件費を抑えられる効果があります。
地銀は特に経営状況が厳しい中にいるので、こうやって危機を凌いでいます。
なお、北洋銀行の店舗再編は、2020年に入ってから10例目となります。
- 2月10日 手宮支店
- 3月9日 末広町支店
- 3月16日 もみじ台支店
- 4月13日 手稲あけぼの支店
- 5月18日 西野二股支店
- 6月22日 帯広南支店
- 7月20日 留辺蘂支店
- 8月24日 花川南支店
- 9月4日 西の里支店
そして北洋銀行は、2023年にTSUBASA基幹系システム共同化プロジェクトへの移行を予定しています。
このプロジェクトへ参加することで、勘定系システム・対外系システムなどを他行と共同で開発することができます。
現在は千葉銀行・第四銀行・中国銀行がこの共同化プロジェクトへ参加しており、北洋銀行で4行目となります。
共同化することで、システム保守開発コストの抑制や要因の相互補完などを図ることができます。
決して経営統合するわけではなく、あくまでも開発を共同化するものとなります。
また、上記の4行に加え伊予銀行・東邦銀行など全10行が共同出資し、TSUBASAアライアンス株式会社が7月22日より設立されました。
TSUBASAアライアンス行同士でFinTechサービスを動かすシステムを共有し、開発コスト削減やノウハウの共有を行っています。
なお、FinTechとは金融と技術を掛け合わせた造語です。
身近にあるFinTechサービスといえば、MoneyForwardなどの家計簿アプリやPayPayなどのスマホ決済アプリなどでしょうか。
このように地銀同士で協力して頑張っているような状況です。
道内シェア率トップを10年以上維持している北洋銀行ですが・・・。
今後どれほどの店舗が削減されていくのか気になるところです。
店舗情報
すすきの支店
住所 | 札幌市中央区南5条西3丁目3 |
アクセス | 地下鉄南北線すすきの駅より徒歩2分 |
営業時間 | 8:45~21:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 無 |
札幌南支店
住所 | 札幌市中央区大通西4丁目1 |
アクセス | 地下鉄大通駅3番出口直結 |
営業時間 | 9:00~15:00 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 無 |
コメント
コメント一覧 (2件)
-
印象だけでいえば、すすきのなんか昼間に人が多いとか、住民が多いとかじゃないんだから
銀行の支店がそこにあってもあんまり意味なさそうだな
用のある人は近隣の支店に行けばいいんだし -
ATMで一通りできるしネットバンキングも利便性が向上したから平日9時から15時に限定されている有人の窓口を置く意味がかなり薄れてる
現状窓口じゃないと出来ないのは口座関係の手続きや大きな金額を動かす取引・融資ぐらいだからこれからも窓口を持つ実店舗は集約縮小傾向だろうな