「石狩湾新港洋上風力発電所」の商業運転が開始
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株式会社JERA(以下、「JERA」)および株式会社グリーンパワーインベストメント(以下、「GPI」)は、特別目的会社(SPC)である合同会社グリーンパワー石狩を通じて保有する、日本初の8,000kW大型風車を採用した国内最大規模の商用洋上風力発電所である「石狩湾新港洋上風力発電所」において、2024年1月1日より商業運転を開始しました。
同発電所は、北海道の石狩湾新港に位置し、単機出力8,000kWのSiemens Gamesa Renewable Energy製風力発電機を14基設置、総出力は112,000kWとなります。陸上工事は鹿島建設株式会社、洋上工事は清水建設株式会社と日鉄エンジニアリング株式会社による共同事業体が行いました。
発電した電力は、同発電所の特徴でもある180,000kWhの蓄電池容量を持つプロジェクト変電所を経由し、北海道電力ネットワーク株式会社西札幌変電所を経て同社へ全量供給します。開発、工事期間中は、北海道、石狩市、小樽市をはじめとする地域、漁業関係者、関係行政から理解と協力をえることで完工に至りました。
JERAおよびGPIは、再生可能エネルギー事業の普及を通じて、地域の未来をともに考えていくことを理念に据えています。今後は同事業を安定的に運営し、さらに同事業を通じた地域振興を石狩市、小樽市、および地域とともに取り組んでいく予定です。
事業会社名 合同会社グリーンパワー石狩
発電設備設置地 北海道石狩湾新港 港湾区域の一部
設備容量 8,000kW×14 基 112,000 kW(接続容量99,990kW)
売電先 北海道電力ネットワーク株式会社
売電期間 20年間