札幌からエゾシカ革の新ブランド「HADACA 肌鹿」発表!
札幌のエゾシカ革アルチザンデザイナーの高瀬季里子(たかせ・きりこ)(株式会社24K代表取締役)は、2008年から「24KIRICO」のブランド名でエゾシカ革の特性を活かしたバッグや小物類を制作。北海道にしか生息しないエゾシカの革の有効活用を継続して促進してきました。
今回、2023年2月15日(水)〜17日(金)に開催の「第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2023」にて、新たなブランド「HADACA 肌鹿」を発表します。
北海道の農林業被害額はおよそ45億円、そのうち8割がエゾシカによるものと言われています。この現状に頭数調整だけではない有効活用の重要性を実感した、同じく札幌在住のフォトグラファー佐々木育弥と共に、2022年に新ブランドを始動。大昔から人々にとって身近であった野生の革を、今の時代にふさわしいルックスにリ・クリエイションしました。
ブランド名は、造語「肌鹿」を意味する「HADACA」。北海道の大自然を生き抜くエゾシカは、オス同士のケンカ傷や枝による切り傷等、肌のコンディションに個体差があり、すべて「個性」があるものです。これまで傷のない革を良しとしていた世界に、「あるがままを活かす」という自然回帰かつサステナブルな魅力を伝えていきます。
展示開催期間中にはエゾシカの革の端材を活用したノベルティも用意しています。
ブース名は「24K/HADACA」。
第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー 春2023
■会場:東京ビッグサイト 東展示棟3ホール「生活雑貨フェア」北海道札幌ブース
東3T26-20 ブース名「24K/HADACA」
■期間:2023年2月15日(水)~2月17日(金) 10:00~18:00(※最終日は17:00まで)
高瀬季里子(たかせ・きりこ) プロフィール
北海道札幌市生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科テキスタイルを専攻。2008年よりエゾシカ革を使う「24KIRICO」の企画・デザイン・縫製まですべて一貫して行う。2012年、株式会社24K設立。代表作の「EZO bag」「EZO/slashシリーズ」は札幌スタイル認証製品になっている。2016年、イタリアミラノ LINERPELLE(招待)。LEXUS NEW TAKUMI PROJECT(トヨタレクサス)に北海道の匠として選出。2018年、ミラノサローネ出展。コロナ禍では改めて革や命の循環を問う展覧会「Circle サークル」展(2020年)、「Globe グローブ」展(2022年)をグランビスタギャラリーサッポロ(札幌グランドホテル)で展開。武蔵野美術大学特別講師。北海道文化服装専門学校特別講師。
佐々木育弥(ささき・いくや) プロフィール
北海道上士幌町生まれ。東海大学芸術工学部くらしデザイン学科卒業。曽祖母の死をきっかけに写真を通してできる「人とのつながり」に心を打たれ、独学で写真活動を開始。自身のプロジェクトとして「障害のあるアスリート写真展」を企画・発表。広告・雑誌など幅広く手がけ、無印良品・SUBARU・NEC・新建築社・LIXIL・CCCメディアハウス(PEN・フィガロ・単行本)・マガジンハウス・美術手帖・AIR DOなど実績多数。北海道文化財団「君の椅子プロジェクト」から生まれた書籍『「君の椅子」ものがたり』や「安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 30周年記念カレンダー」、現在大規模改修工事中の北海道庁赤れんが庁舎実物大写真シートの撮影など、北海道の魅力を発信する仕事にも力を入れている。www.ikuyasasaki.com / Instagram @ikuyasasaki
コメント
コメント一覧 (2件)
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これでハムのユニフォームを作れば「俺達ゃHADACAがユニフォーム」だな
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屋根閉めてれば蜂には追われないですね、3塁逆走には注意だけど
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