北海道の住宅建築業界に特化した初の就活サイト「IEZOWORK」を3月1日公開
住宅業界紙「北海道住宅通信」を発行する株式会社北海道住宅通信社は、北海道の住宅建築関連事業者と全国の就職希望者を直接結ぶ住宅建築就活サイト「IEZOWORK(イエゾワーク)」を2024年3月1日に公開します。就活情報と併せて住宅建築のニュースを幅広く発信し、「北海道の住に関するポータルサイト」を構築します。
※北海道の住宅建築関連の就職情報のみ掲載する就活サイトにおいて初となります(北海道住宅通信社調べ)
IEZOWORK(イエゾワーク)とは
道内の工務店をはじめ住宅建築関連の企業に特化した就職情報を無料で掲載します。企業独自の採用ページへ誘導することにより、就職希望者と直接マッチングさせます。また、就職情報だけでなく、新聞社ならではの独自取材により北海道の住宅建築のニュースを発信します。道内の住宅建築関連団体や地方自治体と協力したコンテンツの作成も行っていきます。北海道の住宅専門の新聞社として、業界と北海道の発展に貢献することを目的としています。
サイトURLはこちら https://iezowork.jp/
国の若者に仕事選びの選択肢を広げる
雇用企業の取材と北海道住宅通信の記事を通して、北海道の家づくりの魅力を発信。「こんな仕事があったんだ」「北海道の家ってすごいんだ」「高い技術を身につけられる」「何より家づくりは楽しそう」など、いろいろなモチベーションを引き出すことで「北海道で就職し、家づくりのスキルを身につける」ことを、全国の就職希望者の選択肢の一つにします。とくに中学生や高校生は就職情報自体が少ないため、学校や家族の勧めで就職先を選ぶことがほとんどです。企業紹介とともに背景にある住宅業界や地域文化をトータルに伝えることで、より深く将来の職業について考えられるようになります。
住宅建築業界の人手不足を解消する一助になる
住宅建築業界は少子高齢化により人手不足が加速しています。家づくりを担う建築大工の人口は、総務省の国材調査によると2020年時点で29万8000人。ピークだった20年前の64万7000人から半減しました。高齢化も進み、60歳以上の割合は43%に達しています。若手の担い手確保は企業にとっても業界にとっても大きな課題です。IEZOWORKは、企業の採用情報を無料で掲載。コストをかけずに全国の若者にアピールできます。
北海道の住宅建築ポータルサイト
北海道には、産官学連携で進めてきた北方型住宅運動など独自の住宅建築の歴史があり、培われた技術があります。また、地域色豊かな工務店や建築家、ものづくりの作家など、個性豊かな人々が集まっています。企業や個人による森づくりや地域おこしの取組みも盛んです。こうした情報を集積したポータルサイトを構築します。
今後は住宅関連団体などと協力し、みんなで育てるポータルサイトに。
(一社)北海道ビルダーズ協会をはじめ、北海道の住宅建築関連団体と協力し合い、業界全体の発展のためになるコンテンツを掲載していきます。また、住宅や地域おこし、移住に関する道や地方自治体の施策を紹介するなど、北海道の取組みを広く普及させることに努めます。