IoTスマートゴミ箱SmaGOが「BiVi新さっぽろ」にて運用開始
2023年11月30日(木)、株式会社フォーステックの展開するIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」が、同日オープンした大和ハウスグループの大和リース株式会社による複合商業施設「BiVi新さっぽろ」(札幌市厚別区)にて運用を開始しました。ラッピングデザインには株式会社ヘラルボニーが契約する、障害のある作家によるアートを起用しており、サステナブルで多様性を認め合う社会の実現を目指しています。
「SmaGO(スマゴ)」はIoTを活用したスマートゴミ箱です。ゴミ箱内のセンサーがゴミを検知し、ゴミが溜まると自動的に圧縮するため、容量に対して5~6杯分である約600リットルのゴミを収容可能です。通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できます。「SmaGO」は米国Big Belly Solar社が開発したスマートゴミ箱を活用しており、ニューヨークのタイムズスクエアやフランス、イギリス、アイルランド、ドイツなど世界50カ国以上の自治体で導入されています。
ラッピングデザインについて
ラッピングデザインは、株式会社ヘラルボニ―契約作家によるものです。サステナブルなゴミ回収システムとヘラルボニー契約作家の描くアートを融合することによって、アートを楽しみながら社会に新しい価値を生み出し、サステナブルな社会、多様性を認め合う社会の実現を目指します。福祉や文化への貢献にとどまらず、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への取り組みも推進していきます。
■作品・作家紹介
土屋 康一 Koichi Tsuchiya
unico / はじまりの美術館(福島県)
土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモを取ることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通 しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。
設置場所・台数
BiVi新さっぽろ内の室内公園「BiVi PARK」に2台1箇所設置しています。