札幌エスタが8月31日をもって閉店、バスターミナルも9月30日で閉鎖 北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業着手へ
札幌駅前の商業施設「エスタ」が5西1・西2地区第一種市街地再開発事業の工事着手に伴い閉店しますが、エスタの閉店日およびバスターミナルの閉鎖日が決定しました。
なお、閉店・閉鎖に伴い、工事期間中は地下鉄東豊線さっぽろ駅とJR札幌駅とを結ぶ通路が変更となります。
エスタ 2023年8月31日(木)閉店
バスターミナル 2023年9月30日(土)閉鎖
エスタは、1978年9月1日に開業。同時にそごう・エスタ名店街がオープンし、バスターミナルも使用開始されました。
2000年12月25日にそごうが閉店しましたが、2001年よりビックカメラが核テナントとなり、地下1階にはエスタ食品街もオープンしました。
2004年には札幌が誇る観光名所となった「札幌ら~めん共和国」がオープン。
2010年には6階にロフトがオープンし、2011年には屋上に「そらのガーデン」が誕生しました。
2023年2月末現在でショップ数は111店舗(物販71、飲食34、サービス6)。
2021年度実績で売上高は約158億円となっています。
※ショップ数・売上高にビックカメラは含まず
仮バス停の配置について
バスターミナル閉鎖後となる10月1日以降は、仮バス停を札幌駅南口周辺に配置します。
詳細は札幌市・再開発組合より別途公表予定です。
通路の変更について
エスタ閉店後、2023年9月1日~2024年1月までは地下鉄東豊線コンコース(地下2階)より、既存のエスタ内のお客様通路(地下1階)を経由して、ステラプレイス南側通路に接続します。
2024年2月以降は、新たな接続口の整備完了次第、地下鉄東豊線コンコース(地下2階)からステラプレイス南側通路(地下1階)に通り抜けられるようになります。
市街地再開発組合設立について
北海道旅客鉄道株式会社、札幌駅総合開発株式会社、ジェイ・アール北海道バス株式会社、JR北海道ホテルズ株式会社、札幌市が地権者として推進している「北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」について、17日に設立総会を開催し、市街地再開発組合を設立する予定となっています。
また、株式会社朝日新聞社、朝日生命保険相互会社、札幌ステーションフロント特定目的会社、東宝株式会社、日本都市ファンド投資法人、芙蓉総合リース株式会社、株式会社メディカルシステムネットワークの7社が参加組合員として参画することとなりました。
延床面積 | 約386,700㎡ |
主要用途 | 展望施設(41階~43階) 国際水準ホテル(35階~40階) オフィス(10階~12階、18階~33階) 宿泊主体ホテル(10階、14階~17階) 商業(地下1階~10階) |
高さ・階数 | 高さ約245m 地上43階 地下4階 |
着工・竣工 | 2023年度着工 2028年度竣工 |
設計 | 日本設計・清水建設 設計共同体 |
コメント
コメント一覧 (6件)
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そごうの頃、早朝に地下からバスターミナルに登って高速バスに乗って旭川の実家に帰ってたな。
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東急が百貨店のようになるのですからさほどダメージはないでしょう。
あえて言えば ピックアップの画像がいよいよ貴重価値が大幅に上がります。写真にある建物がすべてなくなるわけですから。
旧札幌駅とエスタが消滅するわけですからね
ビックカメラ、バンナム、ハンズが東急に移転する訳ですから、東急さんは左うちわになるでしょうね。 -
バスターミナルの二箇所分散で、乗客もだけど、ドライバーも負担が数年とはいえ増えそうだな。
道路をまたぐ感じだけど、高さ制限あるのか、どれだけ高さ儲けるのかで大型車の通行が気になるね。
上のトピックにも書いたけど、新ビル完成しても、ビックやバンナムは東急に残るのかね?・・・と思ったけど、東急側も改装までしてるんだし、新ビル完成後も移転はしないのかなぁ。 -
ESTAのよさは地下街直通
東急は階段を利用しないと行けない
この差は大きいですよね -
ロフトは狸小路3丁目新ビルに移転
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SOGOの頃から、お世話になりました。地下に昔、開店するお菓子売り場があって、そこのイチゴゼリーが好きで、よく買ってもらいました。