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エスタ跡などを活用して誕生する施設「(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業」の整備方針を発表

2023/11/02再開発18コメント

JR北海道グループの北海道旅客鉄道株式会社、札幌駅総合開発株式会社、ジェイ・アール北海道バス株式会社、JR北海道ホテルズ株式会社は、札幌市と共同で推進している「(仮称)北5西1・西2地区市街地再開発事業」の整備方針をまとめました。

JR北海道グループが運営する商業化施設エスタ解体後の跡地および札幌市が保有する用地を一体とした2ha超の駅前敷地を活用した大規模開発となります。

計画概要

事業主体札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発事業再開発準備組合
延床面積約388,500㎡(容積率:約1,500%)
主要用途展望施設(41階〜43階)
国際水準ホテル(35階〜40階)
オフィス(10階〜12階、18階〜33階)
宿泊主体ホテル(10階、14階〜17階)
商業(地下1階〜10階)
高さ・階数高さ約245m
地上43階地下4階
着工および竣工着工:2023年度
竣工:2028年度
設計日本設計・清水建設

高度な交通結節機能

新幹線駅直結施設としての立地特性を活かし、複数の交通モード連携とおもてなし空間の提供により、北海道・札幌の魅力を発信する交流拠点を実現します。公共交通の利用促進を念頭にしたまちづくりにより、歩行者に優しい持続可能な社会の実現に貢献します。

また、新幹線駅改札直結で北海道の魅力を発信する「新幹線アトリウム(仮称)」、札幌駅南口駅前広場と建物内の賑わいをつなげる「駅前広場アトリウム(仮称)」、主にバスターミナル利用者のための道路上空待合スペース「バスターミナル待合アトリウム(仮称)」の3つのアトリウムを整備します。

まちの回遊性を高める歩行者ネットワークの整備、新幹線駅直下への交通広場整備や公共駐輪場などの整備も行います。

新幹線アトリウム(仮称)
駅前広場アトリウム(仮称)
バスターミナル待合アトリウム(仮称)

魅力的な都市機能

世界最大のホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルとの提携による国際水準ホテルや、道内外の企業を呼び込む高機能オフィスなど都市の競争力強化に資する機能の導入、道内の魅力を発信する商業施設、展望施設などのアメニティ機能により、利用・来街する方にとって魅力的で快適な場を提供します。

①高層部の国際水準ホテルに加えて、中層部に宿泊主体型のホテルを整備
多種多様なお客さんに対応できるよう、国際水準ホテルに加え、宿泊主体型ホテルを計画します。宿泊主体型ホテルでは、今後の宿泊に求められるニーズの変化に対応し、新たな滞在価値を提供することを目指します。

②多様な企業活動を支援する高機能オフィスを整備
市内最大規模の約1000坪の基準階貸室により、集約的効果の高い大規模な無柱空間を確保でき、多様なレイアウトに柔軟に対応可能なオフィス機能を計画します。さらに他用途との交流を促進する共用空間、72時間対応のBCP機能等により、快適で生産性の高いオフィス環境を提供します。

③道内の魅力を発信する商業施設を整備
地域資源や食文化の発信、時間滞在型やコト消費型の機能導入、またインバウンド対応等の機能を備え、ポストコロナ時代を見据えた魅力的な商業施設を計画します。外観には札幌の市街地を表現する格子状デザインに豊平川のような自然を表すスリットを設け、スリット内部には屋外を見渡せる屋内テラスを設けることで、施設内の賑わいを街からも感じられるよう計画します。

内観イメージ
屋内テラスイメージ

④施設とまちのシンボルとなる展望施設とスカイガーデンを整備
道内随一の地上約240mの高さに、札幌の四季折々を映し出したダイナミックかつ明媚な景色を昼夜問わず堪能できる展望施設を計画します。さらに頂部には天候によらず景色を楽しめるガラスボックスを配置し札幌のアイコンとなるような象徴的な施設としていきます。
また、中層部屋上に都心のみどりのネットワークにもなる想いと交流のための緑化空間を整備し、新たな人・情報との出会いや交流を促進する機会を提供します。

展望ボックスイメージ
スカイガーデンイメージ

持続可能な街づくりに向けた貢献

環境・防災・交通の各分野に精力的に取り組み、安全・安心で快適に過ごせる街の基礎づくりを通じて、世界へつながる札幌の新たな顔づくりに貢献します。

地域冷暖房施設の配置・活用によるエネルギーネットワークの形成、カーボンニュートラルに向けた再生可能エネルギー利活用や資源循環の検討、一時滞在場所の確保による災害時の帰宅困難者対応、周辺駐車場と連携した交通環境の改善などを行なっていく予定です。

創成東エリアとの連携

まちレベルの回遊性向上によるエリアの賑わい形成・価値向上のため、創成東地区をはじめとする周辺エリアとの連携に取り組みます。

南口広場から創成東地区へつながる歩行者ネットワークの形成、創成東地区の交通拠点として新幹線東改札口の設置などを行います。