クラダシ、北海道の金融機関で初となる北洋銀行と業務提携
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシは、株式会社北洋銀行とビジネスマッチング契約を締結し、道内のさらなるフードロス削減を目指します。クラダシとして、北海道内の金融機関との業務提携は北洋銀行が初めてです。
クラダシは、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で、消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいます。
コロナ禍により、インバウンドの消失をはじめ、度重なる感染防止措置などから、道内景気を牽引してきた観光・食関連産業の落ち込みが大きく、北海道経済も大きな影響を受けています。
また、金融界においてもデジタル技術を活用したサービス等の非対面化や環境・気候変動問題等への対応など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが必要不可欠となっています。
そこで北洋銀行は、中期経営計画 「『共創の深化』 ~お客さま・地域から最も信頼されるパートナーを目指して~」を策定しました。
資金支援や事業再構築サポート、デジタルサービスの提案強化などに取り組むことで、地域の持続可能性への貢献を目指しています。
▼協業スキーム図
また、クラダシは2021年2月に北海道の仁木町と食品ロス削減に向けた連携協定を締結し、マスクの寄贈やさくらんぼの収穫支援を行う社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」の実施などを行っています。
「クラダシチャレンジ」とは
クラダシが地域経済の活性化や社会発展に取り組むことを目的に実施する社会貢献型インターンシップです。旅費交通費、宿泊費や食費等を、クラダシ自らが社会貢献活動を行うために創設した「クラダシ基金」より支援し、地方創生やフードロス問題に興味がある学生を、人口減少・少子高齢化により人手不足に悩む地方農家へ派遣しています。
2019年2月に鹿児島県種子島にて第一回を実施したクラダシチャレンジは、2021年末までに計12回実施され、のべ100名の学生を派遣しました。北海道では、2021年6月~7月にかけて、北海道の仁木町にて、さくらんぼの収穫支援を行うクラダシチャレンジを実施しました。
▼クラダシチャレンジの実施実績はこちら
https://www.kuradashi.jp/fund
「KURADASHI」について
KURADASHIは、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者(会員)へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型ショッピングサイトです。環境保護や動物保護の団体、クラダシ基金など、様々な団体を支援しています。
「もったいないを価値へ」をモットーに、廃棄される商品に新たな価値をつけて再流通させる、1.5次流通※という通常の流通ルートを毀損しない全く新しいマーケットを創出しています。
URL:https://www.kuradashi.jp/
※1次流通:商品が新品の状態で消費者の手に渡ること。
1.5次流通:廃棄の可能性があった商品を価値あるものに生まれ変わらせ市場に提供すること。
2次流通:一度市場に出た商品が再び販売されること。