2026さっぽろ雪まつり「HBC広場」大雪像は北海道大学 古河講堂に決定!


2026年2月4日(水)から11日(水・祝)に開催される「2026さっぽろ雪まつり」でHBC北海道放送は、管理運営する大通7丁目会場(HBC広場)において、150周年の節目を迎える北の学府「北海道大学」の「古河講堂」を大雪像で再現します。
北海道大学は、1906年に古河家から社会貢献のための施設整備の寄附を受け、教育設備が充実したことにより、前身の札幌農学校から大学へと昇格した歴史があります。それらの施設のうち、唯一現存する「北海道大学古河講堂」は、1909年11月に林学教室として建設されたフランス・ルネサンス風の建物で、国の登録有形文化財に指定されています。
建物を設計したのは、文部技師の新山平四郎。下見板張りの白亜の外壁と、正面中央の玄関ポーチ、
マンサード様式の屋根が特徴的で、屋根の左右両翼にはドーマー窓、中央には小塔が設えられています。内部を含め、細部まで丁寧に造り込まれた明治のモダン建物には、設計者の意気込みが感じられます。北海道大学は2026年、札幌農学校が1876年に開校してから数えて創基150周年を迎えます。創基150周年記念事業の一つとして「古河講堂の改修・利活用事業」を掲げ、寄贈当時の姿への復元を進めるとともに、北海道大学の強みを生かして地域課題の解決に取り組み、人材養成も行う「社会との共創の場」を形成し、未来社会の創造に貢献することを目指しています。
大通7丁目会場「HBC広場」では陸上自衛隊北部方面システム通信群が、明治期から長年にわたって多くの学生を支えた学舎を雪で再現します。


大雪像データ
| 大雪像タイトル | 北海道大学 古河講堂 ~「光は、北から」北海道大学創基 150 周年~ |
| 寸法 | 高さ 13m×横幅26m×奥行 17m ※台座含む |
| 縮尺 | 実物の約 1/2 |
| 雪量 | およそ 2,200 m3 |
| 雪輸送計画台数 | 157 台(10t車換算) |
| 制作期間 | 2026 年 1 月 7 日(水)~2 月 3 日(火) 28 日間 |
| 制作人員 | 延べ 3,400 人 |
| 企画 | HBC北海道放送 |
| 制作 | 陸上自衛隊北部方面システム通信群 |
| 協力 | 北海道大学 |
2026 さっぽろ雪まつり概要
イベント名 :2026 さっぽろ雪まつり
実施期間 :2026 年 2月 4 日(水)~11日(水・祝) 8 日間
HBC会場名 :HBC 広場(札幌大通公園 7 丁目)
【中雪像、小雪像について】
HBC広場では大雪像に加え、人気アニメなどの中雪像6基、小雪像3基を制作します。
HBC広場の雪像数は計10基となり、大雪像設置会場として最多の雪像数でお迎えします。













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