岩谷技研がガス気球による低高度有人飛翔試験に成功
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“NearSpaceからの宇宙旅行”を目指す旅客技術開発会社、岩谷技研(本社:北海道札幌)は、2022年2月26日に福島県相馬市にある実験場において、自社開発のガス気球と気密キャビンを使った低高度飛翔試験を実施しました。テストパイロットを乗せた有人状態、及び無人状態で最大高度30mでの長時間係留に成功しました。
空気を熱して上昇する熱気球ではなく、ヘリウムを使ったガス気球での有人飛行は世界的に見ても数えるほどしか前例がありません。この度の岩谷技研初の有人飛翔試験の成功は、岩谷技研が目指す『気球による有人成層圏フライト』実現への大きなマイルストーンとなります。
今回取得した実証データを基に、今年春には低高度のフリーフライト(係留なし)、次いで2018年に観賞魚ベタを打ち上げ生還させて以来となる生物実験、夏には無人の中高度飛翔試験と更なる実証実験を進めていくとのことです。
岩谷技研について
株式会社岩谷技研は、高高度ガス気球、並びに旅行用気密キャビンを設計/開発し、気球による“NearSpaceからの宇宙旅行” を目指す 旅客技術開発会社です。 岩谷技研が目指す宇宙旅行とは、単に地球の大気圏外に広がる空間 (Space)に人を運ぶこと(Travel)ではなく、そこ(調和と秩序のとれた宇宙:Cosmos)へ行くことによって、 人々の意識や視野が広がる旅(Journey)を意図しています。
コメント
コメント一覧 (2件)
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それ出来て何が嬉しいんだ?凡人にはさっぱり分からん…
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製造に関係する特許を取得するだけでもスゴイ事。