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アキッパ、札幌市内の「雪置き場」を春夏シーズンに「時間貸し駐車場」として貸し出し開始

経済1コメント

駐車場予約アプリ「アキッパ(akippa)」(以下、アキッパ)を運営するakippa株式会社は、札幌市の駐車場専門会社で「札幌月極.com」を運営するノースパーク株式会社と連携し、冬の間雪置き場として活用していた月極駐車場の区画を雪解け後にアキッパで貸し出す取り組みを開始します。雪解けが確認できた駐車場から順次予約を開始し、一部駐車場は4月15日(月)より利用可能となります。

この連携により春夏シーズンの間、ノースパークが扱う月極駐車場の最大20%が時間貸し駐車場として活用できるようになる見込みです。札幌駅前の駐車場不足解消の一助になれるよう努めていきます。

ノースパークは、札幌市内を中心に約2,000件の月極駐車場の運営・管理・情報提供に携わっています。しかしそのうち10〜20%程度の車室は冬の間雪置き場として活用するため、月極駐車場の区画として整備しているものの月極契約を取ることができない状態が続いていました。そこで、雪置き場としての活用が不要な春から秋(4月〜11月頃を想定)にかけてアキッパにて時間貸し駐車場として貸し出し、収益化を目指します。

アキッパは、月極駐車場の未契約区画や空き地、個人宅の駐車場など使っていないスペースを使っていない日・時間だけネットで簡単に貸し出せる駐車場のシェアサービスです。駐車場オーナーは無料で掲載ができるうえ、駐車料金の一部を収益として得ることができます。

今回、予約利用可能な駐車場を増やしたいアキッパと、管理する駐車場の有効活用をしたいノースパークのニーズが合致し、貸し出しに至りました。

発寒8条14丁目駐車場の例。雪解けが確認でき次第オープン予定。

■利用可能な駐車場例
駐車場名:平岸6条13丁目駐車場
URL:https://www.akippa.com/parking/d0a3f835a873043e32e4eecdad23dd2a

札幌市内では現在、駅前の再開発に伴い昨秋から1,000台分近くの駐車場が利用できなくなっており、駅前を中心に駐車場不足の状態が続いています。さらに再開発プロジェクトの完成時期を従来想定の2028年度から最大2年遅れる可能性も予見されています。
札幌駅前に限らず、近隣エリアに利用可能な駐車場を増やすことで、駅前の駐車場不足の一助になれればと考えています。
さらに、北海道内および全国の降雪地域において同様に雪置き場として使わない季節に活用できていない場所があれば有効活用を進め、スペースオーナーや地域経済に貢献するとともにドライバーの利便性向上につなげていきます。