老舗洋菓子店『パールモンドール 南6条店』が8月31日をもって閉店。52年間の営業に幕
南6条西23丁目の『パールモンドール 南6条店』が2023年8月31日をもって閉店します。
こちらのお店は、1971年(昭和46年)5月10日にオープン。
円山の老舗洋菓子店として、52年もの間営業してきました。
創業である下出正三さんは、小樽の老舗洋菓子店「館」で25年間働いていた方。
独立後、1971年5月10日に「フランセ」をオープン。翌年に現在の「パールモンドール」へ店名を変更しました。
1975年に現在の場所へ移転し、営業してきました。
人気商品は、ロールケーキ「洋菓子の心」をはじめ、苺ショートケーキやシュークリーム、夏季限定の「まるごとピーチパイ」など。焼菓子の「モンデリカ」もパールモンドールを代表する商品の1つです。
また、デコレーションケーキも販売しています。
パールモンドールでは、新鮮さが洋菓子の命と謳っており、新鮮さを保つために保存薬剤を使用せず、厳しい鮮度管理から洋菓子をつくっています。
また、店舗と工房の間はガラス張りとなっており、お客さんからも洋菓子を作る工程が見えるようになっています。
この徹底した品質管理が、長年札幌市民から愛されている秘訣です。
閉店理由は、社会情勢の激しい変化と、建物の老朽化のためとしています。
なお、支店である「二十四軒店」は引き続き営業します。
こちらの「二十四軒店」も1973年にオープンした老舗店です。
※ただし、オープンした場所はまた別で、1983年に現在地へ移転。
店舗情報
住所 | 札幌市中央区南6条西23丁目4-1 |
アクセス | 地下鉄東西線円山公園駅4番出口より徒歩10分 |
営業時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 無休 |
駐車場 | 有 |
コメント
コメント一覧 (1件)
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1度も食べた事ありませんが、52年も営業されたのですね、お疲れ様です。
1971年からの創業って事は 札幌オリンピックの1年前から営業されていたのですね。
地下鉄の開業6か月前からの創業ですか、、
コロナ事案もあったとはいえ、個人企業で52年も営業できたのは立派すぎます。お疲れ様でした。