2023年さっぽろ雪まつり「雪のHTB広場」大雪像は『豊平館』に
来年2月に開催の札幌市制100周年記念第73回さっぽろ雪まつり・大通西8丁目「雪のHTB広場」に豊平館が大雪像として姿を現すことが決まりました。
豊平館は、1880年、開拓使直営のホテルとして建築されました。1958年に現在の所在地である、中島公園内に移築され、いまもなお、多くの市民や観光客に親しまれています。
建物全体はアメリカ風様式を基調としながらも、正面玄関の円柱や、半円形のバルコニーにはヨーロッパ風様式を採用し、円弧型の破風飾りには開拓使の建物であることを示す五稜星があしらわれるなど、一つの建物に様々な様式やモチーフを見つけることができる美しい建物で、1964年、国の重要文化財に指定されました。
大雪像『豊平館』は、「アイスブロック工法」と言われる独自の技術で、雪で作った細かいパーツを貼り付け、豊平館独自の様式美を精細な箇所まで忠実に再現します。
制作は、「HTB北海道テレビ」と「陸上自衛隊第18普通科連隊」が共同で行い、延べ3,800人の自衛隊員が1月7日(土)から2月3日(金)まで、28日間かけて制作します。
<第73回さっぽろ雪まつり>
■期間:2023年2月4日(土)~11日(土)
■場所:大通8丁目「雪のHTB広場」
◇大雪像サイズ :幅22m 奥行19m 高さ10.6m 【10tトラック換算で約174台分】
コメント
コメント一覧 (3件)
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コロナは心配だけど、みんなで雪像を見に行くのが毎年の行事なので楽しみ!
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なんか札幌に有るものをわざわざ雪まつりの雪像で作らなくても、と思ってしまう。
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超ウルトラ地味だけと、丸い部分が少ないから大雪像としては作りやすい。
手間を考えた作品なのでしょう。災害被害が起きたら自衛隊の皆さんは道内の市町村に駆り出されるので、出来るだけコンパクトで済ませたいのでしょう。
もし不満のある人が居るなら15日間で極寒の外で9時間以上の雪像を作ってみてください。 丸い雪像ほど作るのが本当に大変なのです。
長方形や横長の雪像のほうが作りやすいのです。