北海道出身の和太鼓・津軽三味線二刀流演奏家 木村善幸が邦楽界初の受賞となる『第51回東久邇宮国際文化褒賞』を受賞
北海道出身で国内外で高い評価を受ける和太鼓・津軽三味線二刀流演奏家木村善幸(北海道・札幌市)は(一財)東久邇宮国際文化褒賞記念会が主催する、日本と関係するあらゆる分野で世のため、人のために多大な貢献をされた方々を、国籍を問わず広く受賞の対象として表彰する『第51回東久邇宮国際文化褒賞授与式』(東京・八芳園)にて同賞を授賞しました。
今メジャーリーグでこれまでにない活躍で話題を呼んでいる大谷翔平選手。彼は二刀流の成功者ありこの世に二刀流の存在を確立した人と言っても過言ではありません。そんな注目の二刀流。しかしその前から和太鼓・津軽三味線というマイナーな世界で20年以上に渡り地道にプロ活動を行ってきた男が北海道にいます。その名は木村善幸。
彼は和太鼓と津軽三味線その両方を演奏する二刀流として北海道を中心に遠くはヨーロッパドイツで演奏と指導活動をして来ました。この東久邇宮国際文化褒賞という名誉ある受賞に加え、邦楽界初受賞と快挙に至るまでの道のりは実に険しく大変なものでした。特にコロナ禍で活動制限がなされる中、木村さんは批判を浴びようともその強い信念から活動を辞めることなく止めることなく続けてきました。
活動模索中であった2021年9月、東京の寺院『弘法寺』(東京都・港区)での祈祷演奏に辿り着きます。代表役員の木村眞裕氏は日本初のアカデミー作品、映画『おくりびと』で納棺技術指導をされた業界のパイオニア。木村氏の熱いエールに応える形で、『弘法寺』で毎月8日、21日に開催される護摩祈祷会に和太鼓で参加。そして今年5月には京都世界遺産『仁和寺』でのソロコンサートが実現。国宝を舞台にするというこれまで1200年間許されることが無かったその歴史に大きな軌跡を残しました。そういった長年多岐にわたる活動と10年以上に及ぶ国際貢献活動(ドイツでの子どもを含む和太鼓指導や公演)は知らぬ間に実績として積み上げられ今日、受賞という形で公に評価されました。弱冠40歳の木村善幸さんは人と違うことを恐れず、他に例をみないことにチャレンジし続け、どんなに困難な状況であっても道は開けると信じ続けて歩んできました。その20年とコロナ禍。状況が日に日に変わり続けていく不安の中でも音に希望を見出し、戦いに疲れた人々の心を癒し染み渡るその三味線、太鼓の音色はいつしか大きな人々の希望に変わっています。
コロナ禍にも関わらず、他にも様々な誰もやってこないことを成し遂げ成功に導いてきた木村善幸さん。 2023年更なる飛躍を誓い、オーケストラ交響詩の作曲に挑みます。
和をテイストにしたこれまでにはない交響詩を作曲し発表する予定です。 すでにその準備に入っており、初演を東京、さらには活動拠点ドイツ・ハンブルクでの公演も予定しています。